波照間島の仕事が入りました!
という事で一昨日から1泊で早速出張に行って来ました。
波照間島と言えば人の住む日本最南端の島。国内では南十字星が唯一見られる場所でもあります。
正に南の果といった景観と長閑な雰囲気が強烈な印象を残します。
そして波照間には石垣島から船で渡りますが、その石垣島といえばカンムリワシ(冠鷲)が有名です。
カンムリワシは石垣島と西表島だけで見られ、絶滅危惧種かつ特別天然記念物でもあります。
さて今回は短い出張の中で何が見られるか?のんびりと時間の流れる島で時間との戦いです(笑)。

出張は11月19,20日の1泊2日。
初日は石垣島で仕事です。仕事を終え16時半にホテルへIN、直ぐさまレンタカーを手配してカンムリワシを探しに出発。日が暮れるまでの1時間余りが勝負です。
インターネットで多少調べたものの、場所の検討もつかず全くの手探りでしたが、暗くなり始めて帰路についたその時、前方の標識柱の上に大きな鳥が目に入りました。
薄暗くシルエットでしたが大きさはカラスの比ではなく、その影に心臓が高鳴ります。
車を降りる前にカメラの設定を済ませゆっくり近づくと、 本当にカンムリワシでした。
焦る気持ちを抑え夢中でシャッターを切りましたがブレとピン甘で歩留まりは悪く、何とか撮れたのは数枚でした。
完全に証拠写真程度ですが、この短時間で見ることが出来、満足です。今回の課題は1つクリア。
今回は仕事の道具が多かったのでカメラは普通の70-300mmF4-5.6+D7100の手持ちでした。
 
141119_カンムリワシ12 (2)
            ↑ カンムリワシ 初見初撮り(石垣島)

141119_カンムリワシ18 (2)
            ↑ 少しずつ近づくも、この後飛び立たれてしまいました。
141119_カンムリワシ55 (2)
             ↑ 飛翔を追うと、150m程離れた電柱に止まったのでもう1チャンス。
               この頃はISO2500でf5.6 1/30

2日目は波照間島で仕事です。前日まで船の欠航が相次ぎ、渡航が心配されましたがこの日は往復とも船が出るとの事でこれまたラッキーです。波照間では帰りの船の時間もあり、また同行者がいたので昼休みに近所で撮る程度でしたが自然豊かな島なので注意すれば頻繁に野鳥の姿を目にします。

141120_シロハラ01 (2)
             ↑ シロハラ 普段は森の中や落ち葉の上で目にするのですがここでは
               開けた場所でも見ることができました。
141120_シロハラ04 (2)

141120_ヤエヤマシロガシラ04 (2)
             ↑ ヤエヤマシロガシラ これも見たかった鳥の一つ。
               初めはシジュウカラかと思いましたがこの頭が見えて一安心。
141120_ヤエヤマシロガシラ14 (2)
             ↑ 仕事場の裏の畑です。良い所ですね。
141120_シモアカモズ01 (2)
             ↑ 50mほど先の電線上にはシモアカモズ。これも見たかった鳥。
               点ほどにしか映らないので大トリミング。
141120_カラス04 (2)
             ↑ カラスの一種 木の実を食べていると野鳥に見える・・かな? 

               次回は島の風景編です。野鳥に関しては次の出張にも期待・・・・?。 
               明日(22日)~25日は久しぶりに北京です。